【2021年】デザインの参考にしたい素敵なWebサイト5選 #14

Web Design Inspirations #14

毎週私が見つけたデザインの参考にしたい素晴らしきWebサイトをまとめ、発信して行く予定です。
今週も魅力的なWebサイトは数多くありましが、その中から5つのサイトを厳選してお届けします。

個人的な感想や、使用されているフォントの紹介も交えながらピックアップしていきますので、Webサイトの提案やデザインの実制作に役立ててください。

1. CROING(コーポレートサイト)

https://croing.com/

アメリカに拠点を置くクリエイティブ・デジタルエージェンシー「CROING」のコーポレートサイトです。

ファーストビューではトレンドになっている波形のモダンなグラデーションをバックに、立体的なロゴが回転し力強くも美しくリッチな印象となっています。

全体的に巨大なタイポグラフィと作品たちがアニメーションなどを交えながら激しく主張してくるエネルギッシュなレイアウトになっているが、一方でライトとダークモードの切り替えができるといったユーザービリティも考慮されています。

■採用フォント
タイトルには、パワフルで力強いがユニークさも兼ね備えた「Monument Extendedが採用されています。
本文には、丸みを帯びたグロテスク風で汎用性の高い「Proxima Novaが採用されています。
ビジュアル:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 
話題性  :⭐️⭐️⭐️⭐️
最先端  :⭐️⭐️⭐️⭐️

2. TheFutureinMind (ドバイ万博2020atカナダ)

https://pavilion.thefutureinmind.ca/?_gl=11s9beid_gaMTQ3MTg5OTU2Ni4xNjM1Njg0OTM1_ga_VX455J1HY7*MTYzNjE3NTQ3Mi4zLjEuMTYzNjE3NzI5OC4w&_ga=2.42227948.879538213.1636175473-1471899566.1635684935

2021年10月1日から開催されているドバイ万博2020に参加しているカナダ公式の特設サイト(リンクはDiscoverページ)です。

TheFuture in Mind」をテーマに掲げ参加しているカナダは、多様性、包摂、人権、ジェンダー平等などの課題にフォーカスし、会場となっているパビリオンや展示されているインスタレーション、プロジェクション、アートギャラリーなどが紹介されています。

3Dモデルを駆使した一つ一つ作品に対するインタラクションが秀逸なので、サイト回遊しているだけでブース内外の世界観を味わえるほど没入感あるつくりとなっています。

■採用フォント
ベースは、力強さと視認性の高さに定評のある「Montserratが採用されています。
アクセントに、味わい深くもエレガントで気品のある「Migra Extralightが採用されています。
ビジュアル:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 
話題性  :⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
最先端  :⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

3. EunJeong Yoo(ポートフォリオサイト)

https://www.eunjeongyoo.com/

ソウル出身で現役のアーティスト兼イラストレーターであるEunJeong Yooのポートフォリオサイトです。

ファインアートやファッションの影響を受け、デジタルペインティング、コラージュ、ドローイングといった手法を活かしながら「無秩序とコントロールの間の調和」を見つけることに焦点を合わせ「美しいカオス」を生み出しているようです。

サイト自体はトレンドであるラインアートを活かしつつ、リアリティある力強いタッチのイラスト大胆なタイポグラフィがうまく調和しており、インパクトある印象的なデザインとなっています。

■採用フォント
ベースは、Helveticaの元になったと言われている可読性の高い「Neue Haas Grotesk Displayが採用されています。
アクセントに、ユニークで誇張されつつペン先のカリグラフィーを活かしたスクリプト体である「Oggが採用されています。
ビジュアル:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 
話題性  :⭐️⭐️⭐️⭐️
最先端  :⭐️⭐️⭐️⭐️

4. Foam Talent 2021(デジタル展示会)

https://talent.foam.org/

世界72カ国1803エントリーの中から、20人の優れたアーティストのセレクションを紹介する「Foam Talent2021」のデジタル展示会サイトです。

ラインアートを活用したミニマルデザインが採用されており、20人のアーティストの作品一つ一つが、シンプルでありながらカラフルな配色と共に展示されています。

アートギャラリーのようなレイアウト、ただの静止画だけではないインタラクション、音声ガイダンスやBGMが加わることで、実際に展示会へ訪れたような没入感を味わうことができます。

■採用フォント
一貫して、可読性が高くシャープで心地よい「Monument Groteskが採用されています。
ビジュアル:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 
話題性  :⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
最先端  :⭐️⭐️⭐️⭐️

5. Lusion(クリエイティブスタジオ)

https://lusion.co/

開発に重点を置き、壮大でインタラクティブな体験を提供しているクリエイティブスタジオ「Lusion」の公式サイトです。

ファーストビューからダイナミックで先進的な世界観を、3Dモデルやアニメーション、重厚感あるサウンドなどで演出しており、一気に引き込まれます。

サイト内のインタラクションも素晴らしく、スクロールに応じてサウンドが変化したりなど没入感のある体験ができるので、ぜひサウンドONの状態で閲覧してみてください。

■採用フォント
タイトルには、幅広のペン先のカリグラフィーとナイフのような鋭さを組み合わせたモダンなセリフ体である「GT Sectra Fineが採用されています。
本文には、滑らかな感性と細部にまでこだわり抜いたモダンテイストのサンセリフ体である「NB Akademie Lightが採用されています。
ビジュアル:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 
話題性  :⭐️⭐️⭐️⭐️
最先端  :⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️